最初から最後まで
一人で請負う仕事
業務内容は、自動車部品の試作品づくり
切削加工によって一つひとつ試作部品をつくり込む仕事です。
求められるのは完成度が 100% であること。
使用する材料は難削材と呼ばれる加工が難しい金属ばかり。
ただし、切削加工は寸法公差 1/1000 の精度を誇る
最新の工作機械によって行います。
また、断熱性に優れ、一年を通して気温差の少ない
最新の工場環境の中で加工を行います。
しかし、それでも気温や湿度など
様々な要因によって精度は変わってしまいます。
この難題を紐解き、
1 つだけの 100% 完成度の試作品を生み出すことが、私たちの仕事。
実は当社ではこれをたった一人で最初から最後まで
全工程を行います。
試作づくりの工程
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お客様から
3DCAD データ
ご支給 -
CAD/CAM
データを作成 -
機械加工
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検査
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CAD/CAMデータの作成技能
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機械加工技能
-
検査技能
これら 3 つの技能を身に着け、
最終的に製作物が良いか否かを自分で判断するということ。
通常なら、各工程のエキスパートが別々に行うことを柘植製作所では一人で行う。
なぜなら、全て自分で行うからこそ全工程の問題となりえる箇所を予測できるからだ。
だからどこよりも早く精度の高い製品づくりができる。
そこには
測定技術、図面を見る力、刃物の切れ味などを見抜く力、多くの基礎技能が必要となる。
また、一人前になるまでには
基礎技能習得期間、多くの先輩達のアドバイス、会社としての支援が必要となる。
真の技能を身に着け、
自分の受け持った仕事を最初から最後まで請け負うこと、
これが柘植製作所のモノづくりの流儀。